今日は
IL Mulino NEW YORK でディナー。
IL MulinoはNew YorkのGreenwich Villageに本店を持つFine Italian Cuisine. 全米No.1のレストランガイド
ZAGAT SURVEY による格付けで19年間にわたりイタリアン部門の第1位(今年は2位になったかも)に君臨する。ZAGATの言葉を借りて評すれば「最高の食材、ガッツィー&ガーリッキーな味、そしてビッグポーション」。New Yorkで最も予約の取りにくいといわれるレストランの世界第2号店は東京・六本木の六本木ヒルズ けやき坂通り沿いにある。

この世界第2号店はNew York本店で提供されるサービスを細部にいたるまで忠実に再現しており、そのこだわりはメニュー(食材の選定と調理方法)はもちろんのこと、スタッフのサービス、テーブルレイアウトとセッティング、照明の光量といったところにまで反映されている。たとえば予約の段階で当日どんなメニューを食べたいかリクエストすることができるが、こちらの希望したメニューを作るための材料が輸入のスケジュールと合わずに入手できないというケースがあり、その場合は別のメニューへの変更が薦められる。あらかじめ決められた地域の決められた種類の食材しか使わない、代用食材が国内で入手できる場合でも決してそれをしない・・・こんなところにも多くの人から長い間支持され続けている老舗のこだわりが垣間見える。ほかにも、スタッフはNew York本店で教育され選びぬかれた人材がキャスティングされているし、テーブルのレイアウト間隔が通常のレストランよりも狭く、満員になるとレストラン全体が隣のテーブルの会話が聞き取れるか聞き取れないかという具合の、程よい"ガヤガヤ感"に包まれるあたりもNew Yorkスタイルそのまま。各テーブルには薔薇の一輪挿しが置かれ、照明の光量は必要最低限に抑えられてリラックスできる雰囲気に整えられている。
今回準備してもらったメニューは、
前菜がINSARATA DI CAPRESE CON PROSCIUTTO(モッツァレラブッファラと野菜のマリネプロシュート添え)、
パスタはGNOCCHI AL GORGONZOLA(ゴルゴンゾーラのクリームで和えたポテトのニョッキ)、
メインの魚がSOGLIOLA ALLA MUGNAIA(ドーバー産舌平目のムニエル レモンバターソース)、
メインの肉がGRIGLLIATA DI CARRED'ANGELLO ALL ROSEMARINO(骨付き仔羊のグリル ローズマリー風)、最後の
デザートがイタリアンデザートの王道Tiramisuで、それにEspressoと食後酒のGrappa(イタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種。ワインを蒸留して作る一般的なブランデーとは違い、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作る。アルコール度数は40度以上。)が"ストレート"で振舞われる。このGrappa、食後酒だからといって侮ることは禁物!以前に別の店でしこたまワインを飲んだ後、仕上げにGrappaをぐい飲みしてしまい記憶をなくしかけたことがあるので要注意(笑)
料理は「ビッグポーション」と評されるとおり一皿がかなりのボリューム。シェアして食べても十分満足できる量で、女性が一人で完食するのは難しいと思われる。それに前菜の前にもコンプリメンタリーでパルミジャーノやサラミ、ズッキーニのマリネといった、いわゆるおつまみがたっぷり用意されているので、それだけでもおなかが一杯になってしまうくらい。ペース配分を考えながら食べないと男でも完食できない可能性が・・・。今回、シーフード好きの相方はまったく別のコースメニューをオーダーしていたので、お互いにシェアしながらそれぞれの料理を堪能。最後のデザートは相方がギブアップ気味だったので、やむを得ず自分のオーダーしたTiramisuに加えて、Strawberry Zabaglione(苺にイタリアンクリームソースをかけたデザート)も完食してしまった・・・合掌。
年に一度は行きたいレストランが、またひとつお気に入りに追加されたのでした。